歯茎再生が難しいケース

歯茎が下がってしまったケースの中には歯茎再生が難しいケースがあります.

 

歯周病が進行してしまい、周囲の骨がないケースでは歯自体を残せないケースもあります.また、歯の先端まで歯茎が下がってしまった場合も歯茎再生が難しいケースがあります.

 

通常、歯周病が進行してしまった場合、歯を支えている骨の再生を行った後で歯茎を再生する事になります.

歯茎再生が困難なケース1

歯茎再生
歯茎再生

歯茎が下がってしまい、表だけでなく裏側まで歯周病が進行してしまったケースです.長い間放置してしまうと歯を残せなくなります.このケースでは、歯を抜いて抜いた部分の歯茎のくぼみを歯茎再生で厚みを作りました。ブリッジのやり直しを行っています。

歯茎再生
歯茎再生

奥歯を含めてオールセラミックで治療しています.歯を抜いた部分の歯茎も再生し、厚みが十分に確保できました.審美的には満足のいく結果となりました.


歯と歯の間の骨が無くなってしまっているケース

あなたの歯と歯の間の歯茎が下がってしまっていて、その歯茎の下の顎の骨が歯周病で吸収してしまっている場合は、歯茎をもとの状態に回復させる事が難しいです.

治療前
治療前

歯周病が進行してしまい、歯をささせる骨が歯の全周に減ってしまっています.また,歯が揺れてしまっています.

このようなケースでは歯ぐきの再生が限定的となります.

歯ぐきの再生治療後
歯ぐきの再生治療後

歯の長さはかなり元の状態に回復しましたが、やはり歯と歯の間の歯茎を回復させる事は難しい感じです.


差し歯を入れて見た目を改善する事になります.

歯茎再生の難しいケースについて

矯正治療をされた方の場合,歯と歯の間の歯茎が下がってしまうことがあります。歯並びが重なってしまっていたのをきれいに並べる場合に起こりやすいのですが,その場合は、歯と歯の間の骨が少ないために、歯茎が下がります。

歯茎再生は限定的になることが多いです。

歯茎再生の難しいケースに関連するブログ

歯周病でなくても歯茎の中の骨が無い場合があります.

歯を支える骨は歯茎の外からは見えませんよね。(見えてしまっていると問題です。)

 

見えないので、炎症がない場合は骨がなくても自覚症状がない場合が多く問題が起こり始まってしまっているのです。

 

特に、歯の根っこのほっぺた側のほねがなくなってしまっていることがおおいのですが、骨がないってことは、歯茎が下がってしまってしまう原因の一つになっています。

 

詳しく調べたいときは、CTをとって骨の状態を確認する場合もあります。

 


歯茎の中の骨はどうなっているの?

外科的なお写真になりますので、苦手な方はご覧にならない方が良いかもしれませんが、歯を支えている骨の現実を見たい方はご覧ください。

下のお写真は歯を支えている骨の一部に不足している部分や、欠損していることがあるというケースのご紹介です。歯茎の中を直接見て確認すると、歯の根っこが部分的にあるいは途中で骨から飛び出しているのがわかります。この方は特に歯周病の進行がない(歯周ポケットが深くない)普通の方の歯茎の中の状態です。

矯正中の歯周病
矯正治療中に歯周病が進行してしまっている事があります。

下の前歯は歯の周囲に骨が薄い事が多く、歯周病が進行しやすい状態になっております.

 

お写真の真ん中の歯だけは歯の根っこが骨から飛び出して露出してしまっています.いわゆる歯周病で歯の周囲の骨が溶けてしまった状態です.

 

このまま放置してしまうと歯周病が進行してしまいますので歯石をしっかりとお取りした上で歯の根っこの周囲に骨を再生させるように処置をいたします.

 

このケースのように症状が無いのに歯の周囲の骨が吸収してしまっている事はよくあります.

 

骨の再生治療に関しましては下記のページに詳しい内容を記載させて頂いております.ご興味のある方はクリックしてご覧ください.

 

骨の再生治療のページ

 

また、再生治療を希望される方は無料カウンセリングを行っておりますのでご利用ください.無料カウンセリングにてお口の中を拝見してから治療方法のご説明をいたします。また、再生治療は保険外診療となりますのでお見積もりをお渡しいたします.

 

無料カウンセリングお問い合わせ

神田ふくしま歯科

東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F スターバックス上

JR神田駅北口より徒歩1分

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歯茎の再生が難しい部位の歯茎は下がらないように予防することをお勧めします。

歯茎の再生治療が難しい部分として、下の前歯の裏側の歯茎があります。この部位の歯茎が下がると、歯茎の再生治療で完全に回復できない場合があります。

下の前歯を支える顎の骨は、一般的にどなたも歯の中で一番薄い部分です。そのため、歯茎が下がりやすい部位でもあります。

矯正治療をされた方の中には、歯の根っこの位置が顎の骨から少し飛び出してしまっている場合もありますので、下の前歯の裏側の歯茎が下がってしまうことが起こりやすくなっています。

下の前歯の裏側の歯茎は一度下がってしまうと、回復が難しいので、下がり始めたと感じたらなるべく早めに歯茎の再生治療を行い、歯茎の厚みを厚くして将来的に歯茎が下がらないように予防されることをお勧めしております。

下の前歯の裏側の歯茎が下がってしまうとは?

下の前歯の裏側の歯茎が薄く、ほんの少し歯茎が下がり始めてしまっています。
下の前歯の裏側の歯茎が薄く、ほんの少し歯茎が下がり始めてしまっています。

下の前歯の裏側の歯茎が薄く、ほんの少し歯茎が下がり始めてしまっています。将来的に歯茎が下がるのを予防するために歯茎の再生治療を行いました。

 

下の前歯の裏側の歯茎が厚く丈夫になっています
下の前歯の裏側の歯茎が厚く丈夫になっています

下の前歯の裏側の歯茎が厚く丈夫になっています。将来的な歯茎の退縮予防に役に立ちます。

 

歯茎の再生治療に関してご存知ない方は、下記のリンクページをクリックしてご覧ください。

 

歯茎の再生治療のページ

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歯並びが悪いところの歯茎が下がってる。そんな時の歯茎の再生治療とは

歯並びが悪い上、歯茎が下がってしまっている方は、場合によっては歯並びの治療を先にするようお勧めする場合があります。

 

歯並びによっては歯茎の再生治療が難しくなってしまうからです。

どういった歯並びだと歯茎の再生が難しくなるのか?

歯並びが悪い場合、歯茎が下がってしまっていなくても、上下的に歯茎の位置が変わります。

 

これは、セメント質といって歯茎がくっつく部分が歯並びが悪いことで上下にずれてしまっているためです。

 

通常、こういったケースでは、セメント質の位置を左右で合わせてから歯茎の再生治療を行います。

歯並びが悪い場合、歯茎が下がってしまっていなくても、上下的に歯茎の位置が変わります
歯並びが悪い場合、歯茎が下がってしまっていなくても、上下的に歯茎の位置が変わります

部分矯正治療後に歯茎の再生治療を行いました。

 

ほぼ良好に歯茎の位置が整っています。

 

歯茎の再生治療と歯並びのページ


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下の前歯の裏側の歯茎の再生治療

下の前歯の裏は、歯茎の再生治療が難しい部位のの一つです。

慎重に皮膚の移植を行う必要があります。

 

下の前歯の裏側の歯茎の退縮に関しましては、治療の目標の一つに歯茎の厚みを増やすことがあります。歯茎の厚みを増すことで、将来的にこれ以上歯茎が下がりにくくなります。

 


下の前歯の裏側の歯茎が下がるってどういうことですか?

矯正治療後に歯の揺れと歯茎の退縮が起こっているケースです。

 

歯茎が下がって、歯の根っこのセメント質が露出して違う色に見えています。

 

また、歯茎が薄いため、さらに歯茎が下がってしまう危険性があります。

歯茎の再生ってどういうことですか?

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下の前歯の裏側の歯ぐきの再生

あなたの下の前歯の裏の歯茎は大丈夫でしょうか?

 

歯茎の退縮は、場所によっては治療が難しくなります。歯の裏側の歯茎が下がってしまうと比較的治療が難しくなります。歯茎が下がらないように気をつけたほうが良いでしょう。

 

今回は、下の前歯の裏側の歯茎の再生を行ったケースをご紹介いたします。薄い歯茎を厚くし、丈夫にしています。

 


下の前歯の裏の歯茎は下がりやすい!?

下の前歯の歯茎が下がってしまった場合
下の前歯の歯茎が下がってしまった場合

下の前歯の歯茎が下がってしまった場合も歯ぐきの再生治療を行います.

 

下の前歯の裏側の歯茎は、お口の中でも特に骨の厚みが薄い部分です。そのため、歯茎が下がってしまうことがよくあります。

 

お写真の方の下の前歯の歯茎は非常に薄く歯の根っこが歯茎を通して透けて見えてしまうくらい薄い状態です。現状では2ミリほど歯茎が下がってしまっていますが、今後さらに下がってしまうことが予想されます。

 

歯茎の再生治療を行い歯茎の厚みを増すことが歯茎の退縮や骨の吸収を予防します。

下の前歯の歯茎が下がってしまった場合
下の前歯の歯茎が下がってしまった場合

歯茎の厚みが増し,歯茎の位置も回復しました.

 

歯茎の厚見ましたことで、しっかりと歯ブラシでこすっても歯茎が下がりにくくなります。歯の健康のためにはしっかりと歯ブラシのできる環境を作ることも大切です。

 

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