歯茎がやせてしまった場合の治療

歯茎の状態によっては、歯茎がやせてしまう事があります.歯ぎしりや、力の入った歯ブラシなどは歯茎がやせる原因の一つとなります.ただ、歯茎がやせてしまう一番大きな原因は歯茎が薄い事です.歯茎が薄いと年齢に関係なく歯茎はやせていきます.

このページでは歯茎がやせた場合の治療法や治療ケースを紹介していきます.

歯茎がやせた場合の治療ケース

歯茎がやせる
歯茎がやせる

歯茎がやせてしまう事は年齢に関係なく起こっています.若い方でも歯茎がやせてきてしまって御相談にいらっしゃいます.

 

歯茎がやせてしまった場合、どうして良いのか?どうしようもないのか?と言った事からわからない方も多いようです.

 

通常の歯科医院では歯茎がやせても対処方法が無いため、経過を確認する事になる場合があります.もちろん経過を確認しても歯茎は戻らないどころか、さらに歯茎が下がってしまう事の方が普通です.いよいよになった場合は歯を抜いてインプラントやブリッジにと治療が進んでしまう事になります.

 

当院では歯茎がやせた場合に歯ぐきの再生治療にて歯茎を回復させています.歯ぐきの再生治療は場合によっては歯茎の移植を伴う歯茎の回復方法です.

 

詳しくは歯茎の再生治療のページをご覧ください.

歯茎がやせてしまった場合に歯ぐきの再生治療を行ったケース
歯茎がやせてしまった場合に歯ぐきの再生治療を行ったケース

上の写真のやせた歯茎を歯ぐきの再生治療にて治療したケースです.上の奥歯の歯茎がやせてしまっていましたが、歯ぐきの再生治療にて歯茎が回復しています.このケースでは歯茎の再生治療がきれいに傷が残らない方法で行われています.


下の前歯の歯茎は特にやせてしまうことが多いです。

下の前歯は骨も歯茎も薄いため、歯茎がやせてしまいやすい部分です。お写真の状態まで歯茎がやせてしまうと今後さらに状態が悪くなってしまいますので、歯茎の再生治療で良い状態に戻すことがオススメです。

歯茎がやせてしまった上の写真の歯茎の再生治療後の写真。歯茎の厚みが出て歯茎が回復することで、将来的に歯茎がまたやせてしまうことを予防します。

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歯茎がやせてしまって歯ぐきの再生治療を希望される方は、ただいま無料カウンセリングを行っております.無料カウンセリングにて治療方法のご説明、お見積もりのお渡しをいたします.

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神田ふくしま歯科                    東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F スターバックス上  神田駅北口より徒歩1分                 0120−25−1839                 03−3251−3921


歯茎のやせる場合に関するBlog

歯ぐきの再生ケース 歯茎の退縮に対処する治療法のご紹介

最近水がしみるなぁと思って、鏡で歯を見たら歯が長くなっているのに気が付いた。こんなに歯が長くなって大丈夫なのか?何が起こっているのか?心配になった。という方のご相談例です。

 

たとえば、下の歯の犬歯の歯肉が下がってしまう事がよくあります.そういった歯茎の退縮に対しての歯ぐきの再生治療のケースをご紹介いたします.


下の犬歯の歯ぐきが下がった場合の再生ケース

下の前歯の歯茎が下がる
下の前歯の歯茎が下がる

歯茎が退縮してしまう事があります.特に下の前歯や犬歯の歯茎が下がってしまう場合が多いようです.こういった場合に歯ぐきの再生治療で回復させる事が可能です.

下の前歯の歯茎が下がる
下の前歯の歯茎が下がる

画面右側の犬歯の歯茎の帯祝していた部分を歯ぐきの再生治療で回復させています.

3〜4ミリ下がってしまっていた歯茎を回復させて元の歯茎の位置に戻す事ができました.

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歯ぐきの再生治療では歯ぐきと歯を結合させます.

歯茎をしっかりと歯にくっつけます。

 

歯ぐきの再生治療では、単に歯ぐきの見た目が回復するだけでなく、歯ぐきと歯が結合するように処置を行います.一時的な結合でなくしっかりと結合するように歯の表面を処理していきます。

 

歯ぐきと歯は正常な場合,コラーゲン繊維を介して結合しております.歯ぐきが下がってしまうと当然このコラーゲン繊維の結合は無くなります.歯ぐきの再生治療を行う場合,このコラーゲン繊維の結合を回復させる事を目的に行います.

 

歯と歯茎が結合しようとしている間は、歯をなるべく揺らさないようにしております。歯ぎしりをする方はナイトガードを使用していただいたり、矯正後に歯の揺れがまだ残っている方はワイヤーなどで固定して動かない状態にしてから歯茎の再生治療を行う場合もあります。

 

 また、歯の周囲を支えている骨まで回復するかというとあまり期待できないと思います。そのため、歯周病で骨が吸収してしまったケースでは歯茎の再生治療を行うことが難しい場合があります。

 

歯ぐきと歯がしっかりと結合する事で、歯と歯ぐきの間に歯周ポケットができるのを防ぎます.

 

 歯茎の再生治療のケースのご紹介を下記のリンクページにご紹介させていただいております。ご興味のある方は下記のリンクをクリックしてご覧ください。

 

歯ぐきの再生治療の症例についてのページ

 

 また、歯茎の再生治療をお考えで、病院探しをされている方は、無料カウンセリングを行っておりますので、ご利用ください。無料カウンセリングにて治療方法のご説明、お見積りのお渡しをいたします。

 

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~歯茎の再生治療の注意~

 

歯茎の再生治療は保険外診療となります。当院では、歯茎の再生治療1~3本で7万7千円(税込)かかります。

 

歯茎が下がって歯の根っ子が露出しているケースのように歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が吸収していないケースに関しては、露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。歯周病が進行したケースなど歯を支える骨の吸収したケースでは、歯茎が回復しない場合もあります。

 

 

リスク

 

外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。

 

 

歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません。


本日のブログまとめ

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きれいな差し歯を維持するための方法。差し歯の歯茎は10年で70%が退縮?

差し歯の治療を考えている方、平均的な歯茎の方は10年で70%の差し歯の歯茎が下がって歯茎が黒くなってしまっているのをご存知でしょうか?

 

歯茎の再生治療は下がった歯茎を回復させたうえ将来的な歯茎の退縮を予防する方法です。差し歯の歯茎が下がってしまっ他場合も回復することが多くの場合で可能です。

 

ただ、差し歯の治療を行う前に歯茎の厚みを増やす歯茎の再生治療を行ってから差し歯の治療を行うことをお勧めしております。

下がった歯茎を回復させたケース

歯茎の再生
治療前
下がった歯茎を回復
3週間後

お写真をよく見ていただくと歯茎の厚みが少し増したのがお分かりいただけるかと思います。このように、歯茎の再生治療では下がってしまった歯茎を回復させるだけでなく、歯茎の厚みを増すことで将来的な歯茎の退縮を予防します。

 

お写真では、歯茎の再生で前歯6本の歯茎を再生してもとの位置に戻しています。下の写真は処置後3週間です。まだ歯の周囲が赤いのがわかるかと思います。まだ歯茎が落ち着いていない状態です。

 

歯茎の再生治療後に注意することもあります。歯茎再生後は歯茎が落ち着くまで歯ブラシをしないでください。おおよそ1ヶ月は歯ブラシをしないでうがいだけでお過ごしください。もちろん処置をしていない部分は普通に磨いてください。うがい用に薬液の入ったうがい薬をお渡しします。歯ブラシをしてしまうと、出血しますし、歯ぐきが削れてくぼんでしまいます。

歯周病の外科処置をした場合も同じように歯ブラシはしないでください。

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歯肉が下がった時の治療は歯肉再生治療が有効です。

あなたは歯肉が下がってしまった時にどうしたら良いとお考えでしょうか?

最近歯茎が下がって歯が長くなってきた感じがしていませんか?昔の歯の方が短かったと感じる部分はありませんか?

 

歯茎が下がってしまうことは加齢現象ではありません。不適切な歯の磨き方や、歯ぎしり等によって起こります。

 

また、歯茎が下がりやすい部分は歯茎が弱いため、歯周病や虫歯が発生しやすく歯を抜くことになる原因になります。

 

歯肉が下がってしまったときの解決法の一つに歯肉再生治療と言う方法がありますのでご紹介いたします.


歯肉再生治療のケース

歯肉が下がる
歯肉が下がる

歯肉が下がって気になるという方も多いと思います。

特に前歯の歯肉が下がってしまった場合、見た目にも悪いため気になるようです。

前歯の歯肉は特に薄いために下がりやすい傾向があります。こういった場合に歯肉再生治療という方法があります。

歯肉再生
歯肉再生

歯肉を再生させてあげた状態です。

厚みも増したので今後歯肉が下がりにくい状態になっています。

歯茎は歯の根っこを守る働きがありますので、しっかりと歯茎を回復させる事をお勧めしております.

 

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歯茎の再生ブログ 歯茎の下がりやすさの基準 メイナードの分類

歯茎に下がりやすさがあるのはご存知でしょうか?

 

あなたの歯茎が下がりやすいのか下がりにくいのか判断できます。歯茎が下がりやすい部分はより慎重に歯ブラシをするなどする必要があります。今回は、歯茎の下がりやすさの目安について説明させていただきます。

 

歯茎の下がり安さを分類したメイナードの分類と言う物があります。歯茎や歯の厚みによって歯茎の下がりやすさが変わると言うことがこの分類の元になっています。

 

歯茎の下がりやすさは、もちろん厚みだけが原因ではなく、歯茎の炎症がある状態や、歯ブラシの強さ、歯ぎしりなども原因となります。

 

歯並びの悪い部分は歯茎や骨が薄くなりやすいので、歯茎が下がりやすいと言う事もメーナードの分類からご理解できると思います。

 

歯茎が薄い方は特に歯ブラシの毛先を柔らかめのものを使用するとか、力を強く入れないように気をつけないと歯茎が下がりやすくなります.


メーナードの分類の内容について

歯を支えているあごの骨や、歯茎の厚みは、遺伝や歯並びなどによって決まっています。

骨や歯茎の厚みによって歯茎の退縮しやすさが変わります。下がっている歯茎が非常に薄い場合は、今後さらに歯茎が下がっていくものと思われます。歯茎の再生治療では、歯ぐきの移植を伴う治療ですが、歯ぐきをもとの位置に近づけることと、歯茎の厚みを足すという効果があります。

 

歯茎の下がりやすさはメイナードの分類によってだいたいわかります。簡単に言うと薄い歯茎や骨の場合歯茎が下がりやすいということです。

 

4つのタイプに分けています。

タイプ1:骨と付着歯肉(歯茎)が厚い 

タイプ2:骨は厚いが付着歯肉は薄い

タイプ3:骨は薄いが付着歯肉は厚い

タイプ4:骨も付着歯肉も薄い

 

となっており、歯肉退縮の診断は

タイプ1は歯肉退縮は起こらない

タイプ2・3は起こりにくい

タイプ4は起こりやすい

となっています。

 

特に日本人の方の下の前歯や犬歯はタイプ4のことが多いので歯茎の退縮が起こりやすいものと思われます。

 

歯茎の再生によって、歯茎の厚みが増しますので、タイプ4の歯茎がタイプ3になり、歯茎が下がりにくくなります.そのため、歯茎の再生では,下がった歯茎の回復と、将来的な歯茎の下がりを予防する事ができます。


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