歯ブラシに注意!犬歯の歯茎は退縮しやすい。

八重歯がさらに長くなってしまった!とお悩みの方へ

 

犬歯は八重歯とか糸切り歯とか特徴がある形をしているためにいろいろな名前で呼ばれている事が多いのですが,この歯は歯茎の退縮を起こしやすい事で知られています.

 

犬歯の歯茎が退縮しまうと歯の長さが長くなってしまってより犬歯が目立つようになります.退縮してしまった歯茎は歯茎の再生治療にて歯茎を回復させる事が可能になります.

 


犬歯の歯茎は退縮しやすい?

歯と歯茎の付け根の部分の歯茎が退縮する事が多いのですが,特に犬歯の歯茎の付け根は歯茎が退縮しやすい様です。

 

犬歯の歯茎が退縮してしまった場合に歯茎の再生治療は有効です。退縮した歯茎を回復した上、歯茎の厚みを増やして歯茎が退縮しにくくします.

 

犬歯の歯茎の再生ケース

犬歯の歯茎の退縮
犬歯の歯茎の退縮

お写真では、前歯全体的に歯茎が下がって、歯の長さが長くなってしまっています。

 

八重歯の周囲を支える歯の骨は薄いことが多いため、お写真の方のように八重歯の歯茎が下がってしまうことがよく起こります。

 

そのために、冒頭のように八重歯の長さがさらに長くなってしまった!ということが起こってしまいやすいのです。

 

特に八重歯の部分とその手前の歯は本来の長さより長くなってしまっています。こういった場合、歯茎の再生治療を行うことで歯の長さを戻すことが可能です。

 

犬歯の歯茎の再生
犬歯の歯茎の再生

歯茎の厚みを増やして、歯茎を覆った状態。処置後1ヶ月ですが、まだ少し腫れています.

 

歯ぐきの再生治療を希望される方は下記のリンクページもクリックしてご確認ください.

 

歯ぐきの再生治療のページ


~歯茎の再生治療の注意~

 

歯茎の再生治療は保険外診療となります。当院では、歯茎の再生治療1~3本で7万7千円(税込)かかります。

 

歯茎が下がって歯の根っ子が露出しているケースのように歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が吸収していないケースに関しては、露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。歯周病が進行したケースなど歯を支える骨の吸収したケースでは、歯茎が回復しない場合もあります。

 

 

リスク

 

外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。

 

 

歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません。

 


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