歯茎の再生の注意!歯茎を移植しても剥がれてしまうのではないかというご質問をいただきます。

歯茎の移植をしても、歯茎と歯の根っこがくっついていないのではないと別の歯科医院で言われたというご質問をいただくことがあります。

 

通常、歯と歯茎はコラーゲンにて結合しています。くっついていないというのは歯と歯茎の間に何もない状態のことを言っているものと思います。いわゆる歯周ポケットができてしまうということを言っているのかと思います。

 

歯茎の再生治療では、下がってしまった歯茎を覆うことと、歯と歯茎をつなげる歯根膜というコラーゲン繊維を回復させることを考えて治療を行います。そのために、エムドゲインという再生材料も使用して単に見た目の回復だけでなく、歯周病の予防になるように歯の周囲の組織も回復させます。

歯茎の再生治療
歯茎の再生治療

お写真のように歯茎が下がってしまうと、歯の周囲の骨も歯と歯茎をつなげるコラーゲン繊維もなくなってしまいます。

 

歯茎の再生治療では、単に見た目の回復をするだけでなく、歯と歯茎をつなげるコラーゲン繊維の回復を行います。

 

歯茎の再生治療
歯茎の再生治療

歯茎の再生治療後は移植した部分の内部で歯と歯茎の結合が起こってきます。

 

歯茎の再生で歯周病予防のページ

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神田ふくしま歯科

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~歯茎の再生治療の注意~

 

歯茎の再生治療は保険外診療となります。当院では、歯茎の再生治療1~3本で7万7千円(税込)かかります。

 

歯茎が下がって歯の根っ子が露出しているケースのように歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が吸収していないケースに関しては、露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。歯周病が進行したケースなど歯を支える骨の吸収したケースでは、歯茎が回復しない場合もあります。

 

 

リスク

 

外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。

 

 

歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません。