歯茎が下がってしまうと
どうなってしまうのでしょう?
と御心配をされている方へ。
年齢とともに歯茎が下がってくる方、歯周病が進行して歯茎が痩せてしまった方、歯茎を回復する方法ということを歯医者に説明されたことがない方。
このページでは歯茎が下がった時に回復する歯茎の再生のご紹介させていただきます。
医療法人社団歯健会
神田ふくしま歯科
東京都千代田区神田鍛冶町3−2−6F
歯科医師 福嶋広
歯茎が年齢とともに自然に歯茎が下がってしまうと思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかしながら、自然に歯茎が下がる量はほんとにわずかで、歯周病や歯ブラシの状況などによって歯茎が下がることの方が大きいのです。若い方でも非常に歯茎が下がってしまうこともあります。
歯茎が下がると単に見た目が悪くなるだけでなく、歯周病や虫歯にかかりやすくなり、放置しておくと歯を抜くことになるケースもあります。
年々歯茎が下がってしまってきた、矯正後に歯が長くなってしまった、審美歯科ごに歯茎の黒い部分が出てきてしまったなど、歯茎の退縮に関する相談を受ける事がよくあります。
歯の根っこの部分が出てくると、将来的に歯が抜けてしまうのではないかと心配になってしまうようです。確かに、露出した歯の根っこは虫歯,歯周病のリスクが高くなるため,状況が良くなる事は無い上、将来的に悪くなる事は確実です。
歯茎を回復する方法として、歯茎再生があります。歯茎再生によって歯の根っこの露出部分を覆います。
歯茎再生を行う事で見た目の問題以上に,歯ブラシがしやすくなるので歯科の病気の予防になります。
歯茎再生の詳しい内容をこのページにまとめさせて頂いております。ご参考になさってください。
歯茎の再生専門ページでは、左の項目にあなたのご希望に近い内容を予想して項目を分類させていただいています。気になさっている項目をクリックしてください。また、非常によくお問い合わせいただいている項目に関しましては下にまとめましたので、下の文章の青いアンダーラインの文字をクリックしてください。
また、歯茎の再生のトピックスはこのページの下のブログをご覧ください。頻繁に更新していますので、興味のある方は何週かごとにこのページをご覧ください。
歯ぐきの再生療法は、下がってしまった歯茎を元の状態に近づけ、再発しにくくする方法です。
日本人は、遺伝的に歯茎や歯の周りを支えている歯槽骨という骨が薄いことが多く、年齢とともに歯茎がやせて歯が長く見えるようになってしまうことがよくあります。
特に、強く歯ブラシをされる方、歯ぎしり・くいしばりをされる方、成人になって矯正をされた方などに歯茎が減ってしまう方が多いと感じます。
そんなやせてしまった歯茎を歯茎の移植と歯根膜を誘導する材料を使用することによって、再生させることができます。
歯茎がやせる原因は、歯周病以外にも遺伝的に歯茎が薄い・支える骨が薄い、歯ブラシの力が強すぎる、歯ぎしりなど歯に力がかかることがあるなどがあげられます。
そのため、まずは歯茎がやせてしまった原因を確認することが重要になります。
歯ブラシをじゃんけんのグーで握っている方は今日から鉛筆握りに変えましょう。また、歯ブラシは普通か柔らかいにしましょう。歯ぎしりをされる方はナイトガードを使ってください。
そして、歯茎の根っこが出てしまった方は、歯の根っこが削れてしまう前に再生治療をされた方が良いでしょう。
無料カウンセリングを行っています。
歯茎が下がってしまうと知覚過敏が起こる事があります.歯磨きの仕方の確認、歯科医院での知覚過敏処置などの方法で知覚過敏の症状が落ち着く事もあります。
ただ、歯茎が下がってしまうと将来的に何度も知覚過敏が再発してしまう事も多いので、歯茎の再生治療で歯ぐきの下がった部分を覆う事で、長く知覚過敏の症状を予防する事ができます。
歯ぐきの治療例をもっと大きな写真で見たい方はこちらのページをご覧ください.歯ぐきの再生症例
神田ふくしま歯科
東京都千代田区神田鍛冶町3-2-6Fスターバックス上
JR神田駅北口から徒歩1分です。
03-3251-3921
0120-25-1839
歯茎の再生治療は保険外診療となります。当院では、歯茎の再生治療1~3本で7万7千円(税込)かかります。
歯茎が下がって歯の根っ子が露出しているケースのように歯茎の炎症がなく、歯と歯の間の骨が吸収していないケースに関しては、露出した歯の根っこを覆えることが報告されています。歯周病が進行したケースなど歯を支える骨の吸収したケースでは、歯茎が回復しない場合もあります。
リスク
外科的な治療ですので、治療後に糸でしっかりと縫う必要があります。尖ったものが刺さってしまったりして歯茎が開くと出血してしまうリスクがあります。
歯茎の再生治療は、歯周病の進行具合や感染の状況によって回復できる歯茎の位置が変わります。ご希望の位置まで歯茎が必ず回復する治療ではありません。
歯茎再生は下がり始めたときが一番良いタイミングです.さらに進行して周囲の骨が無くなってしまう前にしっかりと歯茎を回復して歯茎を厚くして歯茎の退縮が再発する事を予防すると良いでしょう。
歯の長さを元あった状態に戻します。
歯茎を再生した後で、歯をセラミックにしました。画面左側の前歯は天然の歯です。
歯が全体的に長くなってしまっています。仮歯が入っています。
歯茎のラインが左右対称になったところで、前歯をオールセラミックのブリッジで治しました。
前歯の歯茎のラインが左右非対称で、歯の長さが不ぞろいに見えます。
前歯6本に歯茎の再生治療と古くなってしまった前歯のブリッジをオールセラミックで治す計画を立てました。
画面右手の犬歯に歯ぐきの再生治療を行っています。歯の長さがが元の長さになりました。
左右の犬歯の長さも同じ長さまで回復しましたので、見た目がきれいです。
ホワイトニングとオールセラミック治療を行っています。
歯ぐきの再生治療前の状態
矯正中歯茎の中から歯の根っこが透けて見えています。
歯茎と骨を再生させて厚みを出しました。
画面右の犬歯の歯茎を移植により再生しています。
画面左の犬歯の歯茎が上にあがっています。
いわゆる歯茎のやせた状態です。
歯茎の再生治療で、上の写真のように左右の犬歯の長さが同じになりました。
矯正治療が原因で歯茎が下がってしまう事があります。
お写真のケースでは歯並びは良くなっていますが,歯茎が下がってしまっています。これは,顎の骨の外に歯の根っこが移動してしまったために歯茎が無くなってしまったようです。
歯を抜かずに並べた場合によく起こります。
何回も通うことができないという方。
歯茎の再生治療を行っている病院が少ないため、遠方からいらっしゃる方もいらっしゃいます。当院では、少ない回数のご来院、たとえば1回のご来院でも治療が可能になるようにする方法もございます。今回は、来院回数を少なくする方法をご説明いたします。
遠方からのご来院で来院回数を少なくするためには、歯周病の診断や、消毒をお近くの病院で行っていただく必要があります。
歯茎が下がってしまっている場合、まずは歯周病が進行していないかを判断する必要があります。そのため、お近くの病院でレントゲンを撮影して歯と歯の間の骨が歯周病で吸収していないかを確認していただきます。歯周病が進行してしまっている場合は、残念ながら、1回の診療で歯茎の再生治療を行うことは難しいです。骨の再生治療を行うなど長期間の治療が必要になります。歯周病で骨の吸収がない場合は、1回のご来院で歯茎の再生治療が可能な可能性があります。
つぎに、歯茎の再生治療を行った後に、消毒と縫った糸を取ってくれるお近くの病院を探す必要があります。1週間後に消毒と糸を取る処置、2週間後に消毒4週間後にも消毒を行うことをお勧めしております。(かかりつけの先生にお願いできるのであれば良いのですが、難しい場合は他の先生にお願いする必要があるかもしれません。)
歯周病の確認、消毒のできる病院が確保できたら、次に下がってしまった歯茎の範囲を確認してください。料金は下がってしまった歯の本数分になりますので、ご自身で料金を確認していただいてご検討ください。
料金
となります。
料金は当日のお支払いになります。
料金も大丈夫と言うことでしたら、メールでご予約をお取りください。
歯茎の再生治療後の歯ブラシの注意はしっかりと守っていただいております。
これは、歯茎の再生治療の結果を左右してしまう重要なことですので、よく守っていただくようにして頂いております。
重要なのは、歯茎の再生治療後は1ヶ月ほど歯磨きをしないということです。
これは、再生した歯茎が削れてしまうためですので重要です。
1ヶ月経過後は、非常にやわらかい硬さの毛先を使用してください。歯科医院で指定したものをお渡ししますのでお使いください。柔らかい毛の歯ブラシを回転させてゆっくりと磨いて頂きます。
もう一ヶ月してから通常の歯ブラシをして頂きます。
歯茎の治り具合によっては、期間を前後しますが,基本的に1ヶ月は磨かずにいて頂きます。
固いものを使用すると歯茎が削れてしまいます。
歯茎の再生治療を希望される方はただいま無料カウンセリングを行っております。無料カウンセリングにて治療方法のご説明、お見積りのお渡しをいたします。無料カウンセリングは御予約制となっております。
歯茎の再生治療後の歯茎の腫れや痛みはどの程度でしょうか?
歯茎の再生治療後、歯茎が腫れた状態となります。2~3日がピークで1週間ほど腫れていることが多いようです。
歯茎が腫れている状態でも感染の心配は通常ありませんのでご心配には及びません。お渡しするお薬をしっかりと飲んでいただくだけで十分です。
ただ、腫れがきになる場合は、少し冷たい水をひたして絞ったタオルを患部に当てていただけると腫れやお痛みが緩和されます。冷やしすぎるのは回復が遅れると言われているためお勧めはいたしません。市販の貼って冷やす冷却材も使いやすくてよいと思います。
歯茎の再生オペの1週間後の歯茎の状態。下がっていた歯の根っこを歯茎が覆っています.
歯茎が少し腫れて膨らんでいますが順調に経過している状態です.1ヶ月程すると歯茎がしまってきます.歯ブラシをすると歯茎が下がってしまいますので術後1週間のこの段階ではまだ磨かないでください.
通常お写真のように、少し腫れますが,お痛みはほとんどないという方が大半です.お痛みの心配は必要ないと思います.
歯茎の再生治療を希望される方は下記のリンクページに詳しい内容を記載させていただいております。クリックしてご覧ください。
歯茎の再生のページ
インプラントを入れた方はそれで終わりではありません。インプラントのトラブルはインプラントを入れた後に起こり始めます。
インプラントの問題の一つに歯茎が下がってしまうという事があります。
インプラントを入れた部分の歯茎が下がってしまうと、インプラントの金属が透けて見えてしまいます。特に前歯のインプラントに関しては歯茎が下がって黒く見えると、見た目の問題が出てしまう事があります。
以下に紹介するケースは、インプラントの歯茎が下がってしまった場合に、歯茎の再生治療を行い回復したケースです。
歯茎の再生治療を行いました.術後1週間のためまだ少し腫れています.少し多めに歯茎を増やして今後歯茎が安定した段階で歯茎の位置を左右で整えます.セラミックの歯はそのまま使用する事ができました.料金はインプラントの場合、1本¥110,000−(税込み)となります。保険はききません。
インプランの歯ぐきの再生に関しては下記のリンクページに詳しく記載させて頂いております.ご興味のある方はクリックしてご覧ください.
インプラントの歯茎のページ
インプラントの歯茎のお問い合わせ
神田ふくしま歯科
東京都千代田区神田鍛冶町3-2-6F
03−3251−3921
最近水がしみるなぁと思って、鏡で歯を見たら歯が長くなっているのに気が付いた。こんなに歯が長くなって大丈夫なのか?何が起こっているのか?心配になった。という方のご相談例です。
たとえば、下の歯の犬歯の歯肉が下がってしまう事がよくあります.そういった歯茎の退縮に対しての歯ぐきの再生治療のケースをご紹介いたします.
歯茎が退縮してしまう事があります.特に下の前歯や犬歯の歯茎が下がってしまう場合が多いようです.こういった場合に歯ぐきの再生治療で回復させる事が可能です.
画面右側の犬歯の歯茎の帯祝していた部分を歯ぐきの再生治療で回復させています.
3〜4ミリ下がってしまっていた歯茎を回復させて元の歯茎の位置に戻す事ができました.
歯周病は感染している場合と感染していない場合があります.
歯茎の退縮は感染していても、感染していなくてもおきます.
感染していると炎症症状があります。たとえば、歯茎から出血するとか、歯茎が腫れるという症状が出ます.
感染してしまっている場合は、歯を支えている骨の吸収がある場合が多く、骨の再生が必要になることが多いです.
また、感染していない歯茎の退縮は歯茎の再生を行うだけで歯茎が元の位置に戻ることが多いです.
〒101−0045 東京都千代田区連絡先
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営業時間
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昼休み
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(水曜・木曜・土曜は時間変更のため、14:00~15:00)
休診日
日曜日、祝日
東京都杉並区立沓掛小学校卒業
東京学芸大学附属世田谷中学校卒業
平成5年3月東京学芸大学附属高校卒業
平成6年4月東京医科歯科大学歯学部入学
平成12年3月 東京医科歯科大学歯学部卒業
平成12年4月 歯科医師免許取得
平成12年4月−9月 東京医科歯科大学歯学部臨床研修医
平成12年9月−14年3月六本木河野歯科クリニック勤務
平成14年4月−24年4月銀座しらゆり歯科院長
平成24年5月−25年8月神田ふくしま歯科院長
開設管理者
平成25年9月より医療法人社団歯健会神田ふくしま歯科、理事長・開設管理者
医療法人社団歯健会